自然の植物から抽出された色に触れる
京都「染司 よしおか」工房展
京都において江戸時代の末頃より五代を重ねた「染司 よしおか」の工房展を開催。化学染料に頼り、失われつつあった日本の色を取り戻そうと、絹、麻、木綿、革、和紙など天然の素材を使い、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染め上げる「染司 よしおか」。地下100メートルから汲み上げられる伏見の水と素材に向き合う人の手により、ゆっくりゆっくり自然と寄り添いながら生み出される、やさしく美しい色合いに触れてみてほしい。
■会期:7月2日(土)~10日(日)11:00~20:00 ■会場:五割一分(51% Store)富山市磯部町3-8-6 ■料金:入場無料 ■HP:http://www.5wari1bu.jp/